ネックスピーカーを使ったSiriの呼び出し

ネックスピーカー AIアシスタント

ネックスピーカーとSiriを組み合わせて使って1ヶ月が経過したので、その感想を書いていきます。

結論から書くと、ネックスピーカーとSiriとの組み合わせは、AIアシスタントを扱う上ではベストに近いの組み合わせのように感じられました。

今では常にネックスピーカーを着用しているくらい生活の一部となっています。(さすがに仕事中、入浴中、寝ているときは外していますが)

使用中のネックスピーカー

私はシャープ製の「AN-SS1」というネックスピーカーを使用しています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シャープ AN-SS1W ネックスピーカー ホワイト
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この製品の売りは、「重量が軽い」、「バッテリーのもちが良い」、「GoogleアシスタントやSiriの呼び出しができる」ことです。この3つの特徴は、Siriを日常的に使う上で、非常に大きなアドバンテージとなります。

Siriの呼び出しは、ネックスピーカーのコールボタンを押すことで行えます。次のSiriへの命令は、ネックスピーカーのマイクから行うことができます。

この製品の残念なところは、ネックスピーカーのマイクから「Hey!Siri」と呼び出すことができないことです。これは手が使えないときには不便です。iPhone側の仕様とのことなので、Apple社さんには是非改善して欲しいところです。

あと、このネックスピーカーはコールボタンを長押しすると、直近の通話先に電話をかける仕様になっています。深夜にうっかり長押しをしてしまうと迷惑行為になってしまうので、注意が必要です。

iPhoneから直接Siriを呼び出す場合との比較

iPhoneから直接Siriを呼び出す場合との比較してみました。

ネックスピーカーを使った場合のメリットは以下となります。

  • 「Hey!Siri」と言って呼び出すよりも、ボタンを押して呼び出した方が確実にSiriを呼び出すことができる。
  • 通常、iPhoneから直接Siriを呼び出す場合、[①iPhoneの取り出し]→②[「Hey!Siri」での呼び出し]の2アクションが必要になるが、ヘッドセットからの呼び出しの場合、[①コールボタンを押す]の1アクションで済む。

デメリットは以下となります。

  • 手が使えないときにSiriを呼び出すことができない。

なので、私の場合、手が使えないときは、近くに置いてあるiPhoneに直接「Hey!Siri」と言って呼び出すようにしています。

AIスピーカーとの比較

前もって書いておくと、私はAIスピーカーを持っていません。なので、ここではネットで調べたAIスピーカーの知識のみで比較してみました。

AIアシスタントのデバイスとして、一般的にはまずAIスピーカーを思い浮かべる人が多いと思います。AIスピーカーはAIアシスタントありきで作られているため、音声でのやり取りについてはiPhoneよりも洗練されているように思われます。

それでも、AIスピーカーと比較して、ネックスピーカーには以下のメリットがあります。

  • AIスピーカーは基本的に部屋の中のみでの使用となるが、ネックスピーカーなら部屋の外でも使用できる。
  • AIスピーカーは距離が離れると音声の認識率が落ちるが、ネックスピーカーは常に身につけているので、距離による認識率を考慮する必要がない。

デメリットは以下の通りです。

  • 手が使えないときは呼び出すことができない。
  • ネックスピーカーを装着していないと呼び出すことができない。
  • 複数人で使用することができない。

メリットとデメリットが拮抗しているので、「部屋の外でも使いたいか」、「複数人で使用したいか」といった要望によって、どちらかを使用するかを決めるといいと思います。

私の結論

私の場合は、部屋でSiriを使うことが多いですが、家/外関係なく呼び出せる状態にしたかったので、ネックスピーカーを使用することが正解だったと考えています。

併用もありだとは思うのですが、導入コストと運用コストが増え、利便性があまり向上しないように思われるので、積極的には導入し難いです。ただ、AIアシスタントにも向き不向きがあると思うので、併用してみて、「何をどのAIアシスタントに任せればいいか」を調べたいという欲求もあります。

私はSiriを使う上で、スマートリモコンと連携できるようにしていて、Siriから家電のON/OFF操作をできるようにしています。家電操作ができるようになると、SiriなどのAIアシスタントの活躍の機会が大きく広がります。

「Siriを使った家電操作について」は、後日書いていこうと思います。